このルータを使うことで、家庭内の複数のパソコンから、同時にインターネットへの接続が可能になりました。欲張って、自宅サーバを設置することになり、この小さなコンピュータの設定にこだわらなくてはならなくなりました。特にセキュリィティへの配慮が必要になりました。 |
初めて、<BRL−04FA>を使ってインターネットを利用する場合の設定方法です。私は、「YahooBB」を利用しているので、
他のサービスをされている場合、読み替えが必要です。
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* インターネットエクスプローラを開き、URLにデフォルトの「192.168.1.1」を打ち込みます。 * 新規登録から上の画面を出します。 接続方法は、YahooBBの場合「通常接続」を選びます。 * 「次へ」ボタンをたたきます。 |
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@ ここには「YahooBBのユーザーID」を入れます。 A ここは「有効」のままです。(変更なし) B ここにはルーターの製品名が入っています。(変更なし) C ここにはプロバイダーからのIPアドレスが入ってきます。(変更なし) D ここにはプロバイダーからのサブネットマスクが入ってきます。(変更なし) E ここにはデフォルトで「192.168.1.1」が入るはずです。(変更なし) F ここはデフォルトの場合、「有効」になっています。通常はそのままです。 私の場合、後述の画面からYahooBBのDNSサーバのアドレスがわかるので、その数値を入れています。 従って、「無効」になります。(* これを利用することにより、WWWサーバー、 メールサーバー等の設定 に関連付けることができます。) G 上述のように、DNSサーバーのIPアドレスを入れます。(プライマリ) H DNSサーバーのセカンダリIPアドレスを入れます。 I ここはそのままです。 |
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* この設定は使いません。(非固定IPアドレスのため) |
* ここまで設定したら、下の「適用」ボタンを押します。 * 「再起動」を要求してくるので、「再起動」ボタンを押します。 |
(2) アカウント管理(設定内容の確認、及び変更の際、使います。)
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@ これがプロバイダーから与えられた非固定IPアドレスです。 A サブネットマスクです。 B ここは不明(さわる必要なし) C ここも不明(さわる必要なし) D ここがユーザーIDになっています。 E これがYahooBBのDNSサーバのIPアドレス(プライマリ)です。 F これがYahooBBのDNSサーバのIPアドレス(セカンダリ)です。 * 前述の「DNSサーバアドレス」の設定を「有効」にしていると見えるはずです。 |
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* ここはデフォルトのままです。 |
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* 「DHCP割り当て範囲の追加」ボタンを押し、上の画面を出します。 * @ 開始IPアドレスを決めます。 A 終了IPアドレスを決めます。(最大で254だと思います。) * ここではある程度範囲を広くしておいて、固定サーバを決めたり、プリンタ(私は、プリントサーバを利 用しているので)のIPを決めたりしています。 ex. 自宅サーバ:***.***.***.2** プリントサーバ:***.***.***.1** クライアントマシン:***.***.***.8*〜8* などというようにしています。 |
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* 自宅サーバを立てる場合、マシンのIPアドレスを固定する必要があります。 * この画面から、「固定割り当ての追加」をクリックします。 |
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* 「固定割り当てIPアドレス」にサーバにするマシンのアドレスを入れます。(下の例の○○○の部分) ex. ***.***.***.○○○ * 「コンピュータのMACアドレス」にサーバにするマシンのMACアドレスを入れます。 ◎ サーバにするマシンのMACアドレスを調べるには、そのマシンでコマンドプロンプトから「ipconfig/all」 を打ちます。 * 下の画面を参照 |
* 上の画面の「Physical Address」(12桁)がそのマシンのMACアドレスになります。(これをメモして、 MACアドレスのフォームに打ち込みます。) |
* セキュリィティにかかわる重要な設定です。
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* NAPTの設定での変更はありません。 * 自宅サーバを立ち上げる際に重要な設定となります。 @ 「静的マスカレードの追加」をクリックします。 |
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<SMTPポートの開放> @ プロトコルを「tcp」を選択します。 A ここはIPアドレスが入っています。 B ここに「25」を入れます。(メールサーバで使用するSMTPポートの開放です。) C ここへは自宅サーバにするパソコンのIPアドレスを入れます。 D ここは「指定」です。 E ここへも「25」を入れます。 * BとEを同じにするところが重要です。 * 「適用」をクリックします。 |
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<WWWポートの開放> @ プロトコルを「tcp」を選択します。 A ここはIPアドレスが入っています。 B ここに「80」を入れます。(WWWサーバで使用するWWWポートの開放です。) C ここへは自宅サーバにするパソコンのIPアドレスを入れます。 D ここは「指定」です。 E ここへも「80」を入れます。 * BとEを同じにするところが重要です。 * 「適用」をクリックします。 |
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* この画面で「静的フィルタの追加」をクリックして、例えばpingを拒否するような設定が可能です。 私はここではフィルタをかけていません。 |
* このルーターは、デフォルトで、「telnet」等のアクセスに対して、フィルタがかかっています。
この配慮に、このルーターの市場での人気の高さを感じています。